避妊・中絶
CONTRACEPTION & ABORTION
中絶でお悩みの方は、
秋田県秋田市の土崎レディースクリニックにご相談ください。
ミレーナについて
過多月経・生理痛でお悩みの方へ
ミレーナの取り扱いを行っております。
ミレーナ(黄体ホルモン付加型避妊リング)という選択肢もあります。 ミレーナとは黄体ホルモンを付けた子宮内避妊リングのことを言います。 当初は避妊目的で国内で承認されましたが、近年、過多月経や生理痛に対してたいへん効果があり、注目されるようになりました。 最近、過多月経、月経困難症(生理痛)の治療に対して保険が使えるようになりました。ミレーナの長所
長期間の効果が期待できる
経口避妊剤と同等の避妊効果を持ち、過多月経や生理痛の症状緩和についても、1回の装着で5年間有効性を保持します。
最大の特徴
月経困難症(生理痛)や特発性(原因がはっきりしない)過多月経の症状緩和に非常に効果があります。
子宮内膜増殖症(単純型)に有効性が認められています。
子宮体がんに対する予防効果が期待できます。
子宮内膜症・子宮腺筋症の症状緩和に有効です。
子宮内膜増殖症(単純型)に有効性が認められています。
子宮体がんに対する予防効果が期待できます。
子宮内膜症・子宮腺筋症の症状緩和に有効です。
コストパフォーマンスが非常に高い
同じ目的で低容量ピルやその他のホルモン製剤を5年間服用した場合と比較しても、明らかに安いのが特徴です。
コンプライアンスが良好である
一度装着してしまえば、交換メンテナンスが5年ですので、その間ピルのように飲み忘れ等による失敗がありません。 またピルと異なり黄体ホルモンが全身に影響を及ぼすことが少ないため、従来ピルを使いづらい40歳以上、愛煙家、高血圧、肥満、血栓症リスク等のあるご婦人でもOKです。
総合的な満足度が高い
ミレーナを装着した200人の女性に対して満足度に関する質問をしたところ、約94%の女性が「非常に満足している」あるいは「満足している」と回答しました。
ミレーナの短所
ミレーナを使用できない場合
性感染症、子宮内腔異常、子宮粘膜下筋腫では使えません。 子宮内留置のため、子宮口が狭い方には装着できないことがあります。
副作用
挿入後の数日間、下腹痛・出血・腰痛などの月経時と同じような症状がある場合があります。 症状が長く続いたり、痛みがひどい場合は受診しましょう。
Q&A
Q.避妊効果はどれくらいあるのですか?
A.100%の避妊効果はありません。 避妊効果は経口避妊薬とほぼ同等と考えてよいですが、少なくとも5年間は効果が持続します。
国内臨床試験では、1年間のミレーナ装着により482例中2例に妊娠が認められました。
国内臨床試験では、1年間のミレーナ装着により482例中2例に妊娠が認められました。
Q.ミレーナ装着は痛くないでしょうか? また抜去するのは大変ですか?
A.経産婦(帝王切開術による分娩を除く)であれば、外子宮口が開いていますので多くの場合、ほとんど痛みを感じず一瞬で装着できます。
一方、未産婦の場合は一般で行われる子宮内膜検査と同じくらいの痛みを感じます。どちらも原則として麻酔は必要ありません。
装着後ごくまれに数日間痛みを感じることがありますが、ほとんどは自然に消失します。(麻酔希望の場合は相談に応じます)
抜去については、ミレーナには腟内リリース糸がついていますので痛みもなく比較的簡単ですが、医療施設でないと抜去は不可です。
一方、未産婦の場合は一般で行われる子宮内膜検査と同じくらいの痛みを感じます。どちらも原則として麻酔は必要ありません。
装着後ごくまれに数日間痛みを感じることがありますが、ほとんどは自然に消失します。(麻酔希望の場合は相談に応じます)
抜去については、ミレーナには腟内リリース糸がついていますので痛みもなく比較的簡単ですが、医療施設でないと抜去は不可です。
Q.どのような副作用がありますか?
A.挿入後数日間は、出血・下腹痛・腰痛・おりもの等の症状が現れることがあります。
また装着後数ヶ月間(約3ヶ月)は月経時期以外に出血が続くことがありますが、 通常は日数の経過と共に消失します。
国内臨床試験482例で主な副作用として月経異常(78%)、卵巣嚢胞(12.7%)、除去後の消退出血(11.8%)、月経中間期出血(10%)、腹痛(7.9%)が 認められました。
また装着後数ヶ月間(約3ヶ月)は月経時期以外に出血が続くことがありますが、 通常は日数の経過と共に消失します。
国内臨床試験482例で主な副作用として月経異常(78%)、卵巣嚢胞(12.7%)、除去後の消退出血(11.8%)、月経中間期出血(10%)、腹痛(7.9%)が 認められました。
Q.保険での装着は可能ですか?
A.可能です。但し、過多月経の治療目的に限り保険適応となります。
避妊目的での場合、保険は効きません。
避妊目的での場合、保険は効きません。
Q.筋腫によると思われる生理痛、過多月経があります。ミレーナは使えますか?
A.筋腫の存在のために生理痛や過多月経になることがよくあります。
特に粘膜下筋腫(筋腫が子宮内膜直下に存在している)ではそのような症状が出やすいのですが、筋腫が粘膜下に存在しているとミレーナを装着してから出血が止まりにくくなり、大量出血したり、ミレーナが自然脱出してしまうことがあるのでお勧めできません。
粘膜下筋腫以外の筋腫の場合、禁忌ではありませんが症状が軽快したとしても筋腫が自然に増大することがあるので、装着後も慎重な経過観察が必要です。
特に粘膜下筋腫(筋腫が子宮内膜直下に存在している)ではそのような症状が出やすいのですが、筋腫が粘膜下に存在しているとミレーナを装着してから出血が止まりにくくなり、大量出血したり、ミレーナが自然脱出してしまうことがあるのでお勧めできません。
粘膜下筋腫以外の筋腫の場合、禁忌ではありませんが症状が軽快したとしても筋腫が自然に増大することがあるので、装着後も慎重な経過観察が必要です。