女性特有のがんの中でも、乳ガンは今、毎年のように増えつづけています。生活様式の欧米化(高脂肪・高たんぱく)などの影響によることがわかっています。
次のような人が、比較的乳がんになりやすいとされています。
- 初潮の早かった人
- 未婚または晩婚の人
- 出産経験がない、または少ない人(子どもが少ない人)
- 授乳期間が短い(6カ月以内)人
- 初産年齢が高い(35歳以上)人
- 肉親に乳ガンをわずらった人がいる人
- 中高年からの肥満(高脂肪、高たんぱくなど)などの要因をもつ人
乳癌は、20代から85歳以上の方まで、どの年齢層でもおこる病気ですが、特に40代で急上昇しています。家庭にとっても社会にとっても重要な時期の女性に最も多く発生する癌、それが乳癌です。
※乳癌は、どなたにでもありうる病気ですが、定期検診と自分でチェックすることで早期のうちに発見することができ、早期発見できれば高い確率で完治できます。定期検診と自己検診を習慣化し、乳ガンの未然防止に努めたいものです。