土崎レディースクリニック - 秋田市 内科・産婦人科の病院

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検診・検査について(乳がん・子宮がん・卵巣ガン)
EXAMINATION & INSPECTION

乳ガン

自分で早期発見できる唯一のガン

女性特有のがんの中でも、乳ガンは今、毎年のように増えつづけています。生活様式の欧米化(高脂肪・高たんぱく)などの影響によることがわかっています。

次のような人が、比較的乳がんになりやすいとされています。

  •  初潮の早かった人
  •  未婚または晩婚の人
  •  出産経験がない、または少ない人(子どもが少ない人)
  •  授乳期間が短い(6カ月以内)人
  •  初産年齢が高い(35歳以上)人
  •  肉親に乳ガンをわずらった人がいる人
  •  中高年からの肥満(高脂肪、高たんぱくなど)などの要因をもつ人

乳癌は、20代から85歳以上の方まで、どの年齢層でもおこる病気ですが、特に40代で急上昇しています。家庭にとっても社会にとっても重要な時期の女性に最も多く発生する癌、それが乳癌です。

※乳癌は、どなたにでもありうる病気ですが、定期検診と自分でチェックすることで早期のうちに発見することができ、早期発見できれば高い確率で完治できます。定期検診と自己検診を習慣化し、乳ガンの未然防止に努めたいものです。

乳ガンのセルフチェック

乳ガンは、ほとんどの場合シコリができ、大きくなると皮膚が引きつったりへこんだりします。乳首から、血液の混じった分泌液が出ることもあります。このように、わかりやすい予兆の現れる乳ガンですので、30歳を過ぎたら月に1回はセルフチェック(自己検診)を行うようにしたいものです。

ポイント1……チェックの時期

セルフチェックは、毎月生理が終わった4~5日後に行うのが効果的です。閉経後の人は、毎月、日を決めて行うようにして下さい。

ポイント2……視診

鏡の前に立ち、両腕を下げたまま左右の乳房を見ます。乳房の形、乳首の姿などをよく覚えておきます。
次に両腕をまっすぐ上げ、乳房にくぼみ、ひきつれがないか、乳首がへこんでいないか、乳首にただれができていないかを調べて下さい。

ポイント3……触診

乳房をてのひらで軽く押しながら、円を描くように動かします。シコリがあるようなら、腫瘍の疑いがあります。もちろん、シコリがすべてガンであるというわけではないので、まずは医師の診断を受けて下さい。
乳首を軽くつまみ、乳をしぼり出すようにしながら、血が混じったような異常な液が出ないかを調べます。

主なチェックポイント

  •  乳房にシコリはないか。
  •  乳房にくぼみ・ひきつれがないか。
  •  乳首のへこみ、ただれはないか。
  •  乳首から異常な液が出ないか。

当院では、超音波、視触診による検診を行っています。
特に閉経前に有効とされる超音波による乳ガン健診も積極的に行っています。